倍々ゲーム


みなさんこんにちは。takatoです!みなさんは「倍々ゲーム」をご存知でしょうか?数が2倍ずつ増加する傾向のことです。身近な例だとコロナウイルスのようなウイルス感染がわかりやすいかと思います。

実は倍々ゲームは正確に把握することが難しく、甘く解釈してしまう思考の罠なのです。今回は倍々ゲームがどれくらい恐ろしいのか、なぜ甘くみてしまうのかをお伝えしたいと思います!

倍々ゲームの恐ろしさ


いきなりですが、質問です。みなさんは直感的に下記のどちらを選びますか?
(直感的に答えてもらいため、5秒以内に回答してみてください)


1ヶ月間、


1 : 毎日10万円もらうことができる
2 : 1日目は1円もらえ、前日の2倍の料金を毎日もらうことができる


直感的に答えた人は、おそらく1番を回答したと思います。
1ヶ月を30日と定義すると、300万円もらうことができることが瞬時に把握できますもんね。しかし2番の場合、30日間でいくらもらうことができるのか瞬時に把握することができません。そのためわかりやすい1番を選んだということになります。

1番は300万円得ることができますが、実は2番の方が結果的に多くのお金をもらうことが出来ます。1日目は1円、2日目は2円、3日目は4円・・・・と計算していくと、30日目にはなんと5億円もらうことができる金額まで膨れあがるのです。
(10日目で512円、20日目で524,288円、30日目で536,870,912円となり、30日目の1日だけで5億円もらうことになるのです)

最初は1円からスタートしたはずなのに、最終的には5億円まで膨れあがるとは想像もつかなかったことでしょう。これが倍々ゲームの恐ろしいポイントなのです。

    倍々ゲームの恐ろしさ    

どのくらい増加するか直感的に把握出来ないため、甘い解釈をしてしまう





なぜ倍々に増加する傾向には直感的に判断出来ないのか


ではなぜ人は倍々に増加する傾向に関して判断することが難しいのでしょうか。
それは、人間が進化する過程において、倍々に増加する事象が身近に存在しなかったからです。

昔人間がマンモスを狩って生活していた時を想像してみましょう。一頭のマンモスを狩るために集団で行動していました。そして時間をかけて無事にマンモスを狩ることが出来ました。
その時もし二頭のマンモスを狩る場合、時間は単純に二倍かかるという計算を無意識にしておりました。三頭なら三倍、四頭なら四倍というように、倍数の計算を直感的に行なっていました。

しかし二倍ずつ増えていく事象が身近に存在していなかったため、指数関数的に増加する計算をする機会が全くありませんでした。そのため今の人間も無意識に倍々増加する計算を直感的に行うことが出来ないのです。

    直感的に判断出来ない理由    

指数関数的増加をする事象に慣れていないため





現実的な倍々ゲームは永遠に続かない


指数関数的に増加する事象はあっという間に増加しますが、永遠に増加し続けることはなくいつか限界に達します。

例えば大腸菌は20分ごとに2倍に増加しますが、もし無限に増加し続けたら地球をおおいつくしてしまいます。大腸菌が増え続けると、消費される栄養素が足らなくなり、成長にブレーキがかかるため限界に達するのです。

他の事象も同様に、現実的な倍々ゲームはある一定ラインに達したらそれ以上増加しないような原理となっています。


最後に


倍々ゲームは最初の数字や増加の割合が小さいため、大したことないと甘く判断してしまいがちです。しかし少し時間が経つと想像を絶する増加を成し遂げます。
コロナウイルスの感染者がまだダイアモンド・プリンセス号内にしかいなかった時、感染者がここまで増加するとは予測出来なかったと思います。これも倍々ゲームの思考の罠の1つです。

一定の割合で増加する事象に関しては、人間の直感に頼らずに正確に計算することをおすすめします。先ほどお伝えした通り、人間は指数関数的な増加に対して疎いです。そのためしっかり計算して正確に把握する必要があります。

思考の罠にハマることなく物事を正確に把握し、正しい意思決定をしていきましょう。



投稿者

takato

大学卒業後大手マーケティングリサーチ企業に就職。その後未経験でWEBデザイナーに転職。デザインとプログラミングとマーケティングの領域で個人のスキル向上を目指して頑張っています!